趣味を本気で仕事にして19年。今思うこと

趣味は仕事にできる!趣味を仕事にしてきた思考法を公開します。どんなことが起きて、どんな思いをして、これからどうなっていくのか!?正直なところを表現していくので多少の言葉づかいはお許しください。

店舗作りは自慰行為でいいのか!?

店作りについて。



去年まで埼玉県川口市で商売をしていました。


東京の隣です。川口市は埼玉県でもさいたま市の次に人口が多い市です。

何不自由ない市です。

やはり都心に近いというのはいろいろな利点があったのは間違いなかったと思います。

なのでカフェの店舗も川口市から探し始めました。

そして東京都北区赤羽周辺も探していました。

てっきりコロナ禍で工場や店舗が空くと思っての店探しでしたが、都北と川口市はいくら探してもみつかりませんでした。


埼玉県人、特に東京に近い市の人は東京に慣れています。
東京に服を買いに行く、東京にご飯を食べに行く、呑みに行く、最先端なオシャレなところにいく。働いてるところが東京。

とにかく東京に慣れています。


店舗はとにかく大きくしたい。できればロードサイド。=家賃が高い!
東京から離れれば離れるほど家賃は安くなります。

どこら辺まで東京から離れるか?


都心に近いことに利点があるのはわかっていたのでここは凄く考えました。

そして場所の視野を広げたところ見つかったのが現在の店舗なのです。
あまりにもボロかったので改めてそこでなやみましたが。。


店舗作りは埼玉県人ということを思って作っています。ここが非常に重要なところなんです。
埼玉県越谷市だからこういう店にした。
ということなんです。


東京の店舗のカッコ良さ、最先端を地方にもってきてしまうと、入る人が余計なことを考えてしまいます。


そんなカッコイイ建物慣れてないんです。


現在はSNS が発達しているからSNS慣れしている人たちは入れる店舗かもしれないが、オシャレすぎることが逆にマイナス方向に働いてしまうことがあります。


そこが店舗を作るとき、時によって我慢しなくてはならないところです。


自分の思う好きな店舗に誰もがしたいんです。

だが、その場所がどういったところなのか!?今後その店舗をどうしていきたいのか!?

本気で考えなくてはなりません。


今回借りた店舗は埼玉県越谷市

埼玉県でも都心から近い場所です。
越谷市の人口は埼玉県のなかで4位です。

もちろん越谷市から東京に行ったことないなんて言う人はあまりいないと思います。

ボクら埼玉県人は東京の風景を見慣れています。

そこで店舗を作る上でのラインを決めます!

ある程度の人が見たことのある風景の店舗です。 

言ってみたら東京ならよく見る店舗、東京ではありきたりな店舗。
ということを考えました。


よって、珍しいことはしない!職人さんもやったことがあること。言われたらわかること。
しかやってないのです。

誰もがみたことある風景、悪く言ったらダレもが思いつく店舗作りしかやってません。

「それ、お年寄りはどうなんだ!?」

越谷市のお年寄りを舐めてはいけない!

うちのお客さんは小学生から杖をついてるお年寄りまで幅広いお客さんがいます。

みんなの思う許容範囲な店舗になっているという証だと思います。


ただ自分の好きなようにするのが自分のお店ではないというのは長年の経験から得たものです。 日頃からこんなことばかり考えてるからわかることです。

多店舗展開を考えているからこういう店舗になったということです。

それを踏まえて今度お店に来てみてください。
言ってることがよくわかると思います。

少しでも店作りのヒントになればと思います。

埼玉県越谷市南荻島4015-9
「まだ名前のないカフェ」


次はお金のない自分がどうしてお金のありそうなことができるのか!?
ということを話せる範囲で書いていこうと思います。